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U-23パラグアイ代表が荒すぎる。サッカーU-23日本代表FW平河悠が犠牲に。初戦のファウル数はなんと17回【パリ五輪】

text by 編集部 photo by Getty Images

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U-23日本代表FW平河悠
【写真:Getty Images】



U-23パラグアイ代表が荒すぎる

 パリ五輪(パリオリンピック)2024男子サッカー競技・グループD第1節、U-23日本代表対U-23パラグアイ代表が現地時間24日に行われた。試合は日本が5-0の勝利を収めて、初戦白星発進となった。この試合では、FW平河悠が負傷交代を余儀なくされたが、U-23パラグアイ代表のファウルの多さが露呈していた。


 日本は開始19分に大畑歩夢の左サイドからのマイナスのパスを受けた三戸舜介が右足でゴールを決め、先制に成功する。しかし、23分に日本にアクシデントが発生。パラグアイで背番号10を背負うワイルダー・ビエラが平河の足を踏みつけてしまい、VARの介入により一発退場の判定となった。数的優位に立った日本だったが、その後、足首を痛めた平河は34分に佐藤恵允との交代を余儀なくされた。

 前半は1-0で折り返したが、後半開始からU-23パラグアイ代表に少し押し込まれる展開となった。それでも、63分に三戸の2点目が決まり日本が追加点を奪う。その後、山本理仁が1ゴール、藤尾翔太が2ゴールを奪い、大量5得点で勝利を収めている。

 この試合で浮き彫りとなったのは、パラグアイのファウルの多さだ。審判によって多少はファウルの基準が違うが、サッカーのデータを取り扱う『sofascore』によると、日本のファウルが11回なのに対して、パラグアイは17回。第1節の全試合を比べると、パラグアイのファウル数は7番目に多い数字だ。ウズベキスタンとスペインの試合が大荒れとなり、ウズベキスタンがワースト1位の27回、スペインが同2位の26回と非常に多い数字となったが、パラグアイの17回も1試合のファウル数としては少なくない。

 さらに、イエローカードの数はスペインの5枚に次いで、パラグアイは2番目に多い3枚だ。そして、第1節では唯一パラグアイが退場者を出した結果となった。実際、パラグアイの日本に対するファウルが目立っていたのは事実だ。

 この試合に先発したGK小久保玲央ブライアンは「やっぱり相手もラフで来たり 、あんまりサッカーとしてフットボールとして順番だったり、その分相手がイラつくんだったら、フットボールを相手はしてたのかな ?っていうのは疑問に思います」と相手のやり方に疑問を覚えている。同選手は続けて「こうやって(平川)悠が怪我したりするので。ああいうところはもったいないなっていうのは・・・(ある)。自分たちが1-0で勝っても、相手がレッドカードでなくても勝ってた試合だったので、 そこは自信を持って、相手がレッドカードを出して、そこから無失点であれから4点決められたので、自分たちにとってのプラスなのかなっていうのはあります」とコメントした。

 南米予選を1位で通過したパラグアイだったが、パリ五輪の大事な初戦で5失点で大敗。退場者よりも失ったものは大きいかもしれない。

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【了】

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