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【写真：Getty Images】

三戸舜介が2ゴールを振り返る！

　サッカーU-23日本代表は現地時間24日、パリ五輪（パリオリンピック）2024・グループリーグD組第1節でU-23パラグアイ代表と対戦した。試合は5-0でU-23日本代表が勝利を収めた。この試合で2ゴールを決めた三戸舜介が、試合後に取材に応じた。

　三戸は、大事な初戦で先制点を18分に記録。63分には、後半開始から前への圧力を高めてきたU-23パラグアイ代表に少し押し込まれる展開のなかで、チームの2得点目をヘディングで決めた。また、4-3-3-の左インサイドハーフでスタメンした三戸は、ポジショニングも抜群で、中盤の位置で精力的な動きを見せた。

　21歳の三戸は、1点目を振り返り「大畑選手からの折り返した受けたとき、思ったよりフリーだったので、細谷選手もCBをブロックしてくれていて『なんでこんなフリーなんだろう』ってくらい、ゆっくり時間があって、リラックスして打てました」と、チームの狙いであるポケットを攻略しての先制点についてコメントした。その際に行った斉藤とのゴールパフォーマンスについては、「あれTikTokで流行ってるダンスなんですけど、練習中に自分が踊ってたらそれいいじゃんってなって。やろうみたいな」と、披露した経緯について明かしている。

　2点目については、「（斉藤）光毅君とも目が合っていたので、あとはそこにボールが来たらいいなってところに（ボールがきた）。ヘディングでのゴールは、公式戦初なんですけど。良かったです」と語り、「二人の関係で点が取れたっていうのはうれしいですし、スパルタ（・ロッテルダム）の名前も挙がってくると思います」と、昨シーズン共に戦ったチームメートとのゴールを振り返った。

　その斎藤を含む、左サイドの連係についても自信を深めたようで、73分までピッチに立った三戸は、「練習中や試合前もそうですし、3人のところで声掛けしていて、監督からも話がありました。自分が下がって、ボール受けたりとか、そこは三人の関係が試合前からできていて、いい形は出せたかなと思います」と、手ごたえを口にした。

（取材：加藤健一【フランス】、構成：編集部）