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サッカーU-23日本代表、オーバーエイジ枠ゼロで快勝

　パリ五輪（パリオリンピック）2024・グループリーグD組第1節、サッカーU-23日本代表対U-23パラグアイ代表の試合が現地時間24日に行われ、U-23日本代表が5-0の勝利をおさめた。この結果を受けて、オーバーエイジ枠を使わなかったことに対し、米メディア『ESPN』が理解を示している。

　U-23日本代表を率いる大岩剛監督は斉藤光毅や藤田譲瑠チマ、小久保玲央ブライアンなどを先発起用。19分には三戸舜介が先制点を決め、23分には平河悠がファールを受けて、U-23パラグアイ代表のワイルダー・ビエラがレッドカードで退場。63分に三戸が再びゴールを決めると、69分には山本理仁が追加点。さらに、藤尾が81分と87分にゴールを決めて、U-23日本代表が5-0の勝利をおさめ、好スタートを切った。

　U-23日本代表の最終メンバーが発表された際には、オーバーエイジ枠が一つも使われなかっただけでなく、久保建英などの強力な選手が招集できなかったことで、海外メディアからも注目を浴びた。同メディアも「サムライブルーは常にアジアで表彰台を狙う最有力候補であったが、3つのオーバーエイジ枠を使わなかった唯一のチームであったことを考えると、眉を顰めた」と反応している。しかし、今回の結果を受けて「大胆に見えた戦略も、今や自分たちの才能を信頼し、自信の表れに見える」と、理解を示すような様子を見せた。また、ウズベキスタンがスペイン相手に1-2で善戦しながらも敗戦、イラクがウクライナを2-1で下したことで「この日はアジアサッカーにとって最高の一日となった。日本もメダル獲得の可能性があることを証明し、イラクもここにいることに満足しているチームではないことを証明した」と報じている。