背番号10に「正直プレッシャーはあった」
谷川のなでしこジャパンデビューは昨年12月1日に行われたブラジル女子代表との国際親善試合(2023年6月のアジア競技大会はA代表ではない位置付け)。初招集となった谷川は熊谷紗希との交代で途中出場を果たしていた。アンカーの位置でプレーして守備に奮闘。ポテンシャルの高さを見せていた。
これまでになでしこジャパンでは5試合に出場し、スタメン出場はアメリカ合衆国女子代表戦の1試合のみ。谷川自身は現状に満足していない。デビュー戦となったブラジル女子代表戦から1年足らずで五輪代表となったが、谷川は「個人的には良い結果を残してはいないので、自分の良さをもっとこの代表で出していきたいです」となでしこジャパンでの活躍を誓っている。
ローゼンゴードで背番号10を背負うことに関して「シーズン始まる前は正直プレッシャーはあったんですけど、シーズン始まってからはそこまでプレッシャーを感じずにやれています」と語っているようにメンタルの強さも身につけてきた。パリ五輪で、この10代の逸材が世界を驚かせるプレーを見せてくれることを期待できそうだ。
(取材・文:折原亘)
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