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【写真:Getty Images】
フェリックスの将来は?
昨季バルセロナにレンタル移籍しており、アトレティコ・マドリードに復帰したポルトガル代表ジョアン・フェリックスは現在クラブで厳しい立場に置かれているようだ。スペインメディア『MARCA』は現地時間23日に、フェリックスの現状について報じている。
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24歳のJ・フェリックスは、2019年夏にアトレティコに加入した。しかし、移籍金1億2600万ユーロ(約200億円)に見合った活躍が見せられなかったことに加えて、シメオネ監督との確執もあり、2023年1月にチェルシーへとレンタル移籍。23-24シーズンは、バルセロナにレンタル移籍しており、公式戦44試合に出場して10ゴール6アシストの成績を残していた。
本人は、バルサに残留したい気持ちが強いものの、アトレティコが設定している6000万ユーロの移籍金(約96億円)を財政難のバルセロナが支払うことは難しく、新シーズンの展望は不透明な状況のまま古巣に戻る形となっている。
同メディアは、「フェリックスはバルサ入りを希望して移籍したはずだったが、今では彼が一番弱い立場になってしまった」と述べた上で、「(バルサへの移籍のためには)減価償却や年俸を減らす契約にサインしなければならなかった。彼は成功を確信しており、バルセロナ行きが片道にしかならないと思っていた。しかし、チームに復帰した時にアトレティコで最低の給料水準になるとは考えていなかったようだ」と、同選手が置かれている苦しい状況について伝えていた。
今夏には自身の価値を証明するためにUEFAユーロ2024(EURO2024)に臨んだものの、思うような活躍ができずに他クラブからのオファーを勝ち取ることもできていない。記事では、「態度を改めて監督からの信頼とサポータからの許しを得ない限り、アトレティコで1年間の休みを過ごすことになるだろう」と、同選手には厳しい未来が待ち受けていることも言及していた。果たして、思うようなキャリアを歩めていないフェリックスは、新シーズンをどのような形で迎えることになるのだろうか。
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