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「レアル復帰が目標」チェルシーGKの移籍が決まらない理由はただ1つ…ロンドンで“決断”を待つ日々に、本人は何を思うのか?

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリード最新ニュース

スペイン代表GKケパ・アリサバラガ

【写真:Getty Images】



チェルシーのGKケパ・アリサバラガ


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 チェルシーのGKケパ・アリサバラガが、23/24シーズンに期限付きで移籍したレアル・マドリードからのオファーを待ち望んでいると、スペインメディア『AS』が、現地時間24日に報じた。29歳のケパは、来季の所属先がもう1人のGKの去就次第で変わることを理解し、クラブの決断を待っているようだ。

 2018年夏の移籍市場でレアルに移籍したGKティボー・クルトワの後釜として、7100万ポンド(約135億円)というGK史上最高額の移籍金でチェルシーに加入したケパ。2020年夏に加入したGKエドゥアール・メンディにスタメンを奪われて以降、2シーズンは控え役としてベンチを温める期間が続いた。しかし、昨年の夏にけがで長期離脱するクルトワの代役として再び白羽の矢が立ち、レアルがケパをレンタルで獲得。もう1人のGKアンドリー・ルニンと出番を分け合いつつ、チームの国内リーグ優勝とUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇に貢献した。

 レンタル期間が終了した現在、ケパの未来は不透明な状況にある。2025年6月30日までの契約を残すチェルシーでトレーニングに励んでいるものの、プレシーズンを行うアメリカ遠征メンバーには含まれていない。新シーズンの所属先を探している段階とみられるが、同メディアは、「ケパはレアル・マドリードへの復帰を当面の目標としている」と伝えており、23/24シーズンにプレーしたクラブの状況を注視している様子だ。

 また、ケパは、自身の意中のクラブの意向を十分理解しているようだ。同メディアは「ケパはルニンが退団した場合、レアルがクルトワの代役として自身の再獲得を希望することを把握しており、クラブの状況を見守りたいと考えている」と、実際に復帰できるかどうかはライバルGKのルニンの去就次第だという共通認識を伝えた。

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【了】

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