1位：東京ヴェルディ

本拠地：味の素スタジアム
収容可能人数：4万7851人
2023シーズン1試合平均：7982人
2024シーズン1試合平均：2万0709人
前年比：259.4％

　J1リーグの入場者数アップ率ランキング1位は、東京ヴェルディだ。昨季の1試合平均観客動員数7982人から2万709人に上昇し、前年比259.4%という圧倒的な数字となっている。

　急上昇の最大の要因は、J2からJ1への復帰であることは間違いない。Jリーグ創設初期のブームの中心にいた東京ヴェルディは、リーグ屈指の名門クラブとして多くの観客を魅了していた。16年ぶりのJ1復帰に多くの人が盛り上がっており、連日多くのサポーターがスタジアムに押し寄せている。

　開幕戦では、横浜F・マリノスとのライバル対決が実現し、国立競技場で行われたこのゲームを観るために5万3026人の観客が入った。その後も第8節・FC東京戦に3万1746人、第23節・FC町田ゼルビア戦で2万2480人と、味の素スタジアムにも多くの観客が訪れている。

　昨季の1試合平均が7982人だった東京ヴェルディは、今季1万人を切ったホームゲームがない。このままいけば、29年ぶりに1試合平均観客動員数2万人超えを達成するのも夢ではない状況となっている。