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U-23パラグアイ代表、直近の成績は？

　パリ五輪（パリオリンピック）·グループD第1節、U-23日本代表対U-23パラグアイ代表がスタッド·ドゥ·ボルドーで日本時間25日2:00キックオフにて行われる。日本は初戦で南米予選を首位突破したパラグアイと激突する。U-23パラグアイ代表はこれまでどんな成績を収めてきたのか。今回は、同代表の直近の成績を紹介する。

　同チームは2024年の初陣となった1月のU-23ウルグアイ代表戦で1-4の敗戦。南米予選開幕前最後の強化試合であったが、不安を残す結果となってしまった。だが、同予選が開幕すると、その不安が払拭された。

　初戦でいきなりU-23アルゼンチン代表と激突すると、後半に先制ゴール。試合終盤に1点を失い、ドロー決着となったものの、最後までアルゼンチンを追い詰めた。2勝1敗1分の2位でファイナルステージに進出すると、アルゼンチンと3-3のドロー、ブラジルには1-0の勝利。最終戦のベネスエラ戦で2-1の勝利を収めて、無敗で最終予選を突破し、アルゼンチンとともに本大会への出場権を獲得した。

　予選ではブラジルやアルゼンチンを抑えて首位突破したが、国際親善試合では守備の脆さが露呈してきた。今年3月に行われたU-23ドミニカ共和国代表との一戦では2-0の勝利を収めたが、続く6月のU-23アルゼンチン代表との2試合では、0-4、0-2の敗戦。さらに、パリ五輪本大会前最後の教科試合でU-23ウクライナ代表と対戦するも、2-2のドロー決着となった。直近3試合で8失点と、伝統の堅守が武器の同国だが、最近では守備が脆い印象だ。

　だが、73歳と大ベテランのカルロス・ハラ・サギエル監督は、同国代表を率いてアテネ五輪で銀メダル獲得に導いている。さらに、南米予選も首位突破。短期決戦での戦いを熟知しており、警戒しなければいけない相手だ。今回の試合は、両チームともに決定力が鍵を握るかもしれない。