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海外サッカー 4か月前

「自分に非がある」藤田譲瑠チマはベルギーで課題に直面していた。「最近はサッカーを見なくなった」その理由は…【コラム】

シリーズ:コラム text by 林遼平 photo by Getty Images

「見直さないといけない」ベルギーで感じたことは…


「それは本当にすごく難しいと思います。やはり、それができていたらどのチームでも自分はスタメンを取れていたと思うので、逆にいまそういったところを見直さないといけないんじゃないかなと思います」

ーーそういう時、求められるものなど関係なく選手として突き抜けるか、それとも求められるものを全てうまくやるようにするか、などのパターンがあると思うのですが、ご自身としてはどういうふうにしていきたいと考えていますか?

「自分はどちらかと言ったら後者だと思います。めちゃくちゃ突き抜けるというのは、おそらくすごく点を取るような選手になることだと思うんですけど、自分はそういったタイプではありません。やはりチームに求められているものをしっかりと忠実にこなせる選手にならないといけないなと思います」

ーー話を戻しますが、ベルギーリーグで戦ってみて感じたことはどんなことがありますか?

「チームによってレベル差がすごくありますけど、上のチームと戦ってみるとまだまだ自分がやらないといけないことが多いなと感じさせられます。そういう上のチームと戦ったときに、チームを助けられる選手にならないと、もっと上のリーグやチームには行けないなとすごく感じさせられました」

ーーやらなければいけないところが多いという話でしたが、具体的にどんなことになるのでしょうか?

「基本的に上のチームと戦っていると相手にボールを持たれる時間が多いんですけど、そういった中でも自分のところでボールを取り切れる能力だったり、自分たちの数少ない攻撃の時間で決定的なパスを出せる能力、ボールを落ち着かせる能力というのは必要かなと思います」

ーーいろいろなクラブでプレーすることによって理想は変化していると思うのですが、今の藤田選手の理想のボランチ像を教えてください。

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