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「移籍のため」来日トッテナム、スペイン人選手2人の招集外を発表。レンタル移籍繰り返す両選手の“安住の地”はどこなのか…

text by 編集部 photo by Getty Images

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トッテナムのブライアン・ヒル

【写真:Getty Images】


トッテナムのブライアン・ヒル

 プレシーズンツアーを日本と韓国で行うトッテナムは、遠征メンバーにDFセルヒオ・レギロンとFWブライアン・ヒルの2人のスペイン人選手が帯同しないことを発表した。その理由は「移籍の可能性を探るため」としている。詳細について、現地時間22日にスペインメディア『MARCA』が伝えた。


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 レアル・マドリードの下部組織で育った27歳のレギロンは、2020年夏の移籍市場にて、推定3000万ユーロ(約48億円)でトッテナムに移籍。加入から2シーズンはトッテナムで公式戦の67試合に出場したものの、22/23シーズンのアトレティコ・マドリードを皮切りに、マンチェスター・ユナイテッド、ブレントフォードへとレンタル移籍を繰り返していた。

 一方、23歳のヒルは、レギロン加入の1年後、2021年の夏にセビージャから推定移籍金2500万ユーロ(約40億円)に加え、FWエリック・ラメラとのトレードでセビージャから加入。天才肌FWとして覚醒が大いに期待されたが、移籍後は半年ごとに、バレンシア、セビージャへのレンタル移籍とトッテナム復帰を繰り返す稀有なキャリアを過ごしてきた。23/24シーズンは初めて1年を通じてトッテナムに残ったものの、公式戦12試合の出場に留まり、ノーゴールに終わった。

 同メディアは、契約が2025年6月30日に切れるレギロンに関しては、移籍金の発生する今夏の完全移籍が予想されているが、契約満了まで2年を残すヒルは、レンタル移籍で再起を期す可能性が高いことを伝えている。かつて大きな期待をもって迎えられた両選手には、今夏の移籍で、それがプレシーズンの行われる日本でなかったとしても、自身の価値を証明できる舞台にたどり着けることを期待したい。

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【了】

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