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アトレティコDFサビッチ、トルコ強豪と契約交渉成立! 現地メディア報道。キャリア最終章にサウジクラブを選ばない理由とは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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ステファン・サビッチ

【写真:Getty Images】



アトレティコ・マドリードのステファン・サビッチ


 アトレティコ・マドリードに所属するステファン・サビッチが、トラブゾンスポルに移籍することが決定的となった。長年にわたりディエゴ・シメオネ監督を支えたモンテネグロ代表DFのキャリアの次章は、トルコでスタートするようだ。スペインメディア『Relevo』が現地時間22日に報じた。



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 2015年にフィオレンティーナからアトレティコに加入したサビッチは、在籍9シーズンで公式戦297試合に出場し、17/18シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)制覇と20/21シーズンの国内リーグ優勝という、クラブ史に残るタイトルの獲得に貢献した。シメオネ政権の1つのサイクルを体現したモンテネグロ代表DFは、2025年6月30日までの契約を結んでいるものの、本人は今夏の退団を決意していたようだ。23/24シーズンのホーム最終戦でファンへの挨拶を済ませ、オファーを待っていた状況だった。
 

 同メディアは、「現地時間22日に行われた交渉の結果、サビッチがトラブゾンスポルと3シーズンの契約を結ぶことで合意に達した。アトレティコは少額の移籍金を受け取ることになる」と、移籍交渉の成立を報じた。また、昨夏から届いていたサウジアラビアからのオファーを排して、同クラブが交渉を優位に進めた理由として、23/24シーズンの国内リーグの順位、ガラタサライ、フェネルバフチェに次ぐ3位で終えたことによって確保した欧州EL予選への出場権を挙げている。

 サビッチは競争力の高いトルコのクラブに移籍することを選んだようだ。キャリアの次の章に進んだ33歳の退団によって空いたセンターバックのポジションには、レアル・ソシエダに所属するDFロビン・ル・ノルマンの補強が噂されている。新たな“サイクル”に入るサビッチとアトレティコ。今後も両者のサッカー界を盛り上げる活躍を期待したい。

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