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バルセロナが今夏に獲得を目指すのはニコ・ウィリアムズのみ?
バルセロナが、今夏の移籍市場での補強をアスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズにしぼったようだ。スペインメディア『FICHAJES.NET』が、現地時間22日に報じている。N・ウィリアムズの契約は、2027年6月30日までとなっているにも関わらず、今後の去就に関心が集まっている。
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22歳のN・ウィリアムズは、23/24シーズンのラ・リーガで31試合に出場し、5ゴール11アシストを記録した。コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)では、6試合にピッチに立ち、3ゴール5アシストをマーク。クラブの40年ぶりのスペイン国王杯制覇に大きく貢献した。またUEFAユーロ2024(EURO2024)でも、圧倒的なスピードと突破力を武器に活躍し、スペイン代表に優勝をもたらす原動力にもなった。シーズンを通してのプレーが評価され、これまでバルセロナやプレミアリーグのクラブが獲得を目指していると、報じられてきた。
同メディアは、「バルセロナのデコSD(スポーツディレクター)は、先週、サラゴサで、N・ウィリアムズの代理人らと会談した。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノによると、クラブは数日以内に新たな交渉を計画しているという」と伝え、バルセロナがすでに交渉を開始していることを報じた。
さらに、「ロマーノ氏は、『バルセロナは今夏の移籍市場での補強にN・ウィリアムズにだけ焦点を当てている。クラブの目的は、約5800万ユーロ(約93億円)と推定される契約解除条項の発動が進む前に、まずは契約内容で選手との承認を得ることだ。しかし、契約の成功はバルセロナの財政力にかかっており、依然として1対1ルール(選手の売却や退団で発生した資金を100%投資できる状態)による制限に直面している』と語っている」と伝えている。果たして、財政難に陥るバルセロナが、N・ウィリアムズの移籍金を工面することができるのだろうか。
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