FW:ファクンド・ペリストリ(ウルグアイ代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年12月20日
23/24リーグ戦成績:15試合2得点2アシスト(グラナダ)
18歳でマンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれたファクンド・ペリストリが赤い悪魔のユニフォームを着る機会は訪れないかもしれない。
エリック・テン・ハフ監督のチームはこのウルグアイ代表FWが得意とする右WGの層が厚く、アレハンドロ・ガルナチョやジェイドン・サンチョ(この2人は左WGも兼任)、アマド・ディアロ、アントニーらオプションが多い。あわや5番手にもなり兼ねない状況でチームに残留するのは、選手本人のキャリア的にも得策とは言えない。
ペリストリは今冬に契約に付随していた延長オプションが行使されたが、現行契約は2025年夏まで。マンチェスター・ユナイテッドが移籍金を得るには今夏の放出が必須となる。
彼の放出を進めたい中で、今夏のコパ・アメリカ2024でみせた印象的な活躍はクラブとしても本人としても大きい。ウルグアイ代表の選手として全6試合で先発出場を飾り、3位入賞に貢献してみせた。昨シーズン後半のグラナダへのローン移籍に続き、国際大会でもアピールに成功したことから好条件のオファーが届いても不思議ではない。