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最高の選手は誰!? サッカー日本代表、全26選手能力値紹介。各選手のプレースタイルを徹底解剖

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サッカー日本代表は、FIFAワールドカップカタール2022に参戦している。フットボールチャンネル編集部では、W杯に臨む実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。日本代表招集メンバー26人全員の能力値を紹介する(ポジションは主に代表チームでのもの、成績と市場価値は11月20日時点)。


ゴールキーパー

川島永嗣(ストラスブール/フランス)


【写真:Getty Images】

生年月日:1983年3月20日(39歳)
市場価値:20万ユーロ(約2400万円)
22/23リーグ戦成績:出場なし
代表通算成績:95試合104失点


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 川島永嗣は4大会連続でワールドカップメンバーに名を連ね、今大会ではチーム最年長としてチームを支える。GKとしては権田修一、シュミット・ダニエルに次ぐ立ち位置で、出場機会が回ってくる可能性は低いが、精神的支柱としてチームに欠かせない。

 来年3月には40歳となるが、欧州の第一線で一選手として居場所を築いている。「セービング」「ポジショニング」といったGKに必要不可欠な能力は日本人選手の中でもトップクラスで、代表通算95試合に出場してきた過程で培ってきた「メンタル」は何にも代えがたい。

 所属するストラスブールでも控えGKという立場だが、出番が回ってきた際は必ずと言っていいほど安定したパフォーマンスでチームを助けている。昨夏、ストラスブールが38歳だった川島という外国人選手との契約を2年間延長したことが、その能力と評価の高さを示している。

権田修一(清水エスパルス)


【写真:Getty Images】


生年月日:1989年3月3日(33歳)
市場価値:50万ユーロ(約6000万円)
2022リーグ戦成績:33試合49失点
代表通算成績:35試合16失点

 JリーグでプレーするGKとして唯一、権田修一がカタールワールドカップメンバーに選出された。昨季加入した清水エスパルスの絶対的守護神に君臨し、ロシアワールドカップ以降、日本代表の正GKとしても活躍してきた。2010年の初選出からの8年半は川島永嗣の存在もあり、たった3試合の出場だったが、この4年半で34試合に出場している。

 海外でのプレー経験やベスト4に入ったロンドン五輪など、数々の修羅場を経験してきた権田は、絶体絶命のピンチを何度も救ってきた。至近距離からのシュートを防ぐ「反射神経」や「セービング」が特長で、ここ数年で足元の技術も向上している。

 今季は清水エスパルスを降格の危機から救うことはできなかった。セーブ数こそ今季のJ1リーグでトップの数字だが、ペナルティーエリア内外のセーブ率などの数字はトップと差をつけられている。そういった点を含め、カタール行きを勝ち取った3人のGKの中では、最も低い能力値となった。

シュミット・ダニエル(シント=トロイデン/ベルギー)

【写真:Getty Images】


生年月日:1992年2月3日(30歳)
市場価値:150万ユーロ(約1.8億円)
22/23リーグ戦成績:14試合15失点
代表通算成績:11試合8失点

 ロシアワールドカップ直後の2018年8月に初招集されたシュミット・ダニエルが、ワールドカップメンバーに選出された。高校卒業とともに大宮アルディージャに加入した川島永嗣や、FC東京の育成組織から昇格した権田修一とは異なり、大学を経てJリーグの門をたたいた。控えGKだった時期や期限付き移籍を経てJ1でも屈指のGKに成長し、19/20シーズンからはベルギーに活躍の場を移している。

 197cmという体躯は日本代表GKの中では最長身で、「ハイボール」処理能力は最も高い。ビルドアップにおける貢献度も高い。「セービング」技術も欧州での研鑽を経て向上しており、今季は所属クラブでのパフォーマンスも高く評価されている。

 日本代表では権田の控えという立場だが、出場機会が与えられた際は安定したパフォーマンスを見せる。9月のエクアドル代表戦では4日前の試合で負傷した権田に代わってゴールマウスを守り、安定したハイボール処理に加え、PKストップでチームを救った。GKというポジションは数字で測りづらい要素もあるが、少なくとも数字では権田を上回るものを持っている。

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