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【写真:Getty Images】
中国代表の注目すべき人選とは?
カナダ、米国、メキシコで共催される2026年のワールドカップ・アジア最終予選の組み合わせ抽選の結果、中国は日本と同じC組に入った。中国メディア『捜狐』は、9月に控えているアジア最終予選に向けて発表された代表メンバーについて注目の選考を報じていた。
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同メディアは、「日本にリベンジ」と題して、「中国代表チームにとって初戦は歴史的に敵対する日本とのアウェイゲームとなる。相手はチームにとって最も馴染みのある相手であり、双方ともアジア地域の国であるため体力面では中国代表がやや有利だ。しかし中国が守備に徹する場合、日本代表の攻撃力は極めて驚異的であり勝ち点3を獲得するのは容易ではない」と、来たるアジア最終予選の初戦でぶつかる日本戦は、アウェイということもあり難しい戦いになるだろうと指摘していた。
そして、「ブランコ・イバンコビッチ監督は26人のメンバーを決定し、アジア最終予選で最初の重要な試合を迎えるために日本に向かうことになる」と、メンバーが決まり9月の試合に向けて準備を開始したと伝えている。
記事で注目されていたのが、今回メンバーに選ばれなかったとされる武漢三鎮所属のFWウェイ・シーハオだ。同選手は22年1月に行われたカタール・ワールドカップアジア最終予選・第7戦にて、中国代表として日本代表との試合に出場。この試合で、同選手は日本代表FW南野拓実と激しく衝突した際に、睨み合いに発展して何事かを罵った姿が話題になっていた。また、23年アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のハノイFC戦でも、競り合ってピッチに倒れ込んだ相手MFが起き上がろうとした際に、左膝で顔面蹴りを食らわせレッドカードを受け退場処分を受けている。
同メディアは、荒さが目立つ同選手が選出されなかった理由について、「イワンコビッチと問題を抱えている。試合中の暴力行為によって処罰を受ける可能性があるため、代表チームでの将来は不透明となった」と伝えていた。
もっとも同選手の欠場については不安視しておらず、「サッカー代表チームに大きな影響を与えることはない」と前置きした上で、「日本代表とのアウェー戦では、イワンコビッチ率いるチームが堅実な守備に徹し、監督の指揮と戦術調整を頼りにリード、少なくとも勝ち点1点を目指す」と、日本代表との試合に関する展望も明かしている。
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