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【写真:Getty Images】
久保をリバプール専門メディアが分析
レアル・ソシエダに所属するサッカー日本代表の久保建英に、プレミアリーグのリバプール移籍の噂が持ち上がっている。リバプール専門メディア『LIVERPOOL.COM』は現地時間21日に、クラブが獲得に関心を示していると言われている久保について、どのような選手なのか、移籍が実現した場合に活躍できるのか報じていた。
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まず記事では、リバプールは久保に対して約5500万ユーロ(約104億円)のオファーを準備中であり、契約を成立させるために目もくらむような高額の給料を支払う用意があると伝えていた。
同メディアは、「リバプールから日本代表選手に対する関心の噂が本当かどうかはわからないが、久保は才能のある選手だ」と述べた上で、同選手の獲得の噂があがっている背景について伝えている。
「まず、モハメド・サラーの将来については不確実な状況が続いている。クラブは来シーズンもサラーを起用することを期待している。新たな契約の可能性について交渉を開始するつもりだが、サラーが32歳になったという事実は変わらない。そこで久保の登場だ。23歳の日本代表選手はレアル・ソシエダでプレーしている。今シーズンはラ・リーガ26試合で7ゴール3アシストを記録しており、昨シーズンは9ゴール7アシストを記録した」
そして、「久保には確かに疑問符が付くだろう」と前置きしつつ、「彼のアシスト期待値数は、過去1年間のヨーロッパ5大リーグのウインガーの中で上位17%に入ることは注目に値する。しかし、彼が本当に傑出しているのは、プログレッシブキャリーとドリブルの成功数に関するデータだ。有名なバルセロナのアカデミー時代からこれが彼のトレードマークであり、一時は日本のメッシというあだ名が付けられた」と、久保の優れた能力に注目していた。
最終的に同メディアは、「彼の大きな可能性は誰の目にも明らかであり、すでにそれを発揮し始めている。しかし今夏のリバプールへの移籍はちょっと早すぎるのではないかと疑問に思う」と言及し、「一方で新監督がウィンガーに求める資質を多く備えている。復帰したマイケル・エドワーズSDが獲得を希望する年齢層でもある。このつながりだけで獲得に動くかどうか判断できるものではないかもしれないが、それでも久保は注目に値する選手の一人だ」と、監督やクラブの選手獲得方針に合致している選手であり、移籍する可能性はあるかもしれないと指摘している。
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