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サッカー選手に怪我はつきものだ。一度の大怪我がキャリアに大きな影響を及ぼしてしまうケースも少なくないが、一方で何度も大怪我をしながらもその度に復活し、ピッチに立ち続けてきた不屈の精神を持つ選手も多く存在する。今回は、度重なる大怪我に見舞われながらも復活を遂げてきた日本人選手を5人ピックアップして紹介する。
石川直宏
生年月日:1981年5月12日
主な在籍クラブ:横浜F・マリノス、FC東京
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もし怪我がなければ、石川直宏のキャリアはどう変わっていたのだろうか。そう思わずにいられないほど、怪我との戦いは数多く、そして長かった。
24歳の時には右膝前十字靭帯損傷及び右膝外側半月板損傷で約11か月にも及ぶリハビリを経験した。好調だった2009年に今度は左膝前十字靭帯を損傷してしまい、あと一歩のところまで迫っていたワールドカップ出場も逃している。さらに14年には腰椎椎間板ヘルニアによって長きに渡りピッチを離れざるを得ず、15年には09年と同じ左膝前十字靭帯損傷を経験。16年には左膝内側半月板損傷を負った。
数々の苦しみを味わった石川だが、何度も復活し、味の素スタジアムにその雄姿を見せてきた。FC東京には選手として16シーズン在籍し、天皇杯やヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)制覇にも貢献している。その姿は多くの人々に影響を与えているに違いない。