FW:エディ・エンケティア(イングランド)
【写真:Getty Images】
生年月日:1999年5月30日
23/24リーグ戦成績:27試合5得点2アシスト
アーセナルの次期エース候補生とも言われたエディ・エンケティアだが、今夏はキャリアの分岐点に立つだろう。
エンケティアは元々チェルシーの下部組織出身。2015年に身長の低さを理由に同クラブU-14のカテゴリーで放出されたものの、わずか数日後にはアーセナルのトレーニングに参加して合格を勝ち取った。2017年7月には、当時トップチームを指揮していたアーセン・ベンゲル氏からオーストラリアと中国で行われたプレシーズンツアーに招集され、約2か月後にはトップチームで公式戦初出場を果たしている。
2019/20シーズンにはリーズ・ユナイテッドに期限付き移籍したが、それ以外はアーセナルでプレーを続けているエンケティア。2022年6月には契約を延長し、背番号も「14」に変更された。アーセナルの14番といえば、あの元フランス代表FWティエリ・アンリ氏(現在は引退済み)が着用していた伝統の背番号だ。
だが、偉大なレジェンドの足跡を追った2022/23シーズンは、プレミアリーグで30試合に出場して4得点1アシストとインパクトを残せず。翌2023/24シーズンは5得点2アシストとスタッツはほとんど伸びず、リーグ戦出場試合数は27試合に減少した。イギリスメディア『フットボール・インサイダー』は今月14日、オリンピック・マルセイユ(フランス)がエンケティアの獲得を画策していることを報道。アーセナルも放出を容認する姿勢だと伝えた。
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