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クビ目前? アーセナルの放出候補6人。生え抜き有望株、期待の新戦力…。今夏にクラブを去りそうな男たち

シリーズ:クビ目前? 放出候補6人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ファビオ・ヴィエイラ(ポルトガル)

アーセナルのファビオ・ヴィエイラ
【写真:Getty Images】


生年月日:2000年5月30日
23/24リーグ戦成績:11試合1得点2アシスト

 大きな期待を集めてアーセナルに加入してから約2年——。ファビオ・ヴィエイラはいまだ絶対的な地位を確保できずにいる。

 2022年6月、アーセナルがヴィエイラを獲得するためにFCポルトへ支払った移籍金は3500万ユーロ(約56億円)+500万ユーロ(約8億円)。昨今の移籍市場における価格高騰を踏まえれば、ヴィエイラは決して高すぎる買い物ではなかった。

 だが、シーズンの大半を控えとして過ごす選手に費やした金額とすれば、3500万ユーロは高コストと言わざるを得ないだろう。加入後、ヴィエイラはなかなか定位置を確保することができていない。

 最も、先発の座を懸けてヴィエイラが争うライバルは強力だ。中盤ではキャプテンを務めるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが壁として立ちはだかり、右WGにもイングランド代表FWブカヨ・サカが君臨している。ヴィエイラには複数ポジションをこなせるユーティリティ性があるとはいえ、どの位置にも“外せない”主力がいるのだ。

 イギリスメディア『アスレティック』は今年5月、アーセナルがヴィエイラの放出を検討していることを報道。エミール・スミス・ロウら出場機会の限られているベンチ組の整理をしたいと考えているようだ。

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