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クビ目前? アーセナルの放出候補6人。生え抜き有望株、期待の新戦力…。今夏にクラブを去りそうな男たち

シリーズ:クビ目前? 放出候補6人 text by 編集部 photo by Getty Images

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アーセナルは2023/24シーズンのプレミアリーグを2位で終え、優勝したマンチェスター・シティと最後までタイトルを争った。今シーズンは2003/04シーズン以来となる優勝を目指すことになるが、まずは移籍市場でなすべきことがいくつかある。チーム力を押し上げるために新戦力を獲得するのは必須だが、同時に余剰人員を整理してスカッドを肥大化させないことも重要だ。今回は、アーセナルを去ることになりそうな6人の選手をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照


DF:キーラン・ティアニー(スコットランド代表)

アーセナルのキーラン・ティアニー
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年6月5日
23/24リーグ戦成績:20試合0得点2アシスト(レアル・ソシエダ/スペイン)

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 2019年8月にアーセナルとキーラン・ティアニーが5年の長期契約を締結した時、多くのファンは今後しばらく左サイドバックのポジションは安泰だと思ったことだろう。

 実際に、ティアニーはコンスタントに出場機会を得ていた。加入初年度は公式戦24試合に出場して1得点4アシストを記録。2021年6月には契約延長が発表され、スコットランド・マン島からやって来た若者の前途は明るく照らされていたはずだった。

 アーセナルでのキャリアに暗雲が垂れ込めるようになったのは、2022年3月に左膝を負傷した頃からだろうか。手術を要するほどの大怪我を負ったティアニーは、2021/22シーズンの残りを欠場。ここからチーム内での序列が徐々に低下し始めた。

 加えて、現在のチームには攻撃的SBのウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコや、CBだけでなく左SBもそつなくこなす日本代表DF冨安健洋といったライバルが存在している。イギリスメディア『フットボール・インサイダー』は今年3月、アーセナルが今夏にティアニーを売却する可能性を指摘。ティアニーは期限付き移籍先のレアル・ソシエダ(スペイン)で2023/24シーズンを過ごしたが、度々スペイン生活の充実感を口にしていることもあり、退団が現実味を帯びている。

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