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フォーカス 2か月前

活躍は至難の業!? J3からJ1へ飛び級移籍したJリーガー10人。福田翔生や横山歩夢だけじゃないシンデレラストーリー

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:ハン・ホガン

横浜FCでプレーしたハン・ホガン
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年9月18日
クラブ:ブラウブリッツ秋田→横浜FC
移籍時期:2021年

 ハン・ホガンは京都育ちの在日韓国人4世で、大学卒業後の2016年にJ2のモンテディオ山形に加入した。その半年後にブラウブリッツ秋田へ移籍し、2020年のJ3優勝に貢献したあと、2021年に横浜FCに引き抜かれた。

 ハン・ホガンは、身長184cmの長身とフィジカルの強さを活かしたヘディングを武器に活躍するセンターバックだが、2020シーズンのJ3では得点力も輝きを放っていた。やはりセットプレーからのヘディング弾が多く、リーグ戦29試合の出場で6得点2アシストを記録した。

 横浜FCでゴールを決めることはできなかったが、初挑戦のJ1で20試合に出場して経験を重ねている。しかし、クラブの降格もあって、1年で横浜FCを離れ、2022シーズンからは韓国でプレーすることになった。

 ハン・ホガンは横浜FC退団時に、クラブの公式サイトで感謝を伝えた上で、「この移籍を決断するのにたくさん悩みましたが、そう長くないサッカーキャリアの中でやり残したことがないようにする為には、今ここでチャレンジするしかないと思いました」と述べ、祖国でプレーすることを決断した。

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