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活躍は至難の業!? J3からJ1へ飛び級移籍したJリーガー10人。福田翔生や横山歩夢だけじゃないシンデレラストーリー

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

GK:三浦龍輝(みうら・りゅうき)

ジュビロ磐田の三浦龍輝
【写真:Getty Images】


生年月日:1992年5月17日
クラブ:AC長野パルセイロ→ジュビロ磐田
移籍時期:2017年

 三浦龍輝は、明治大学卒業後の2015年に柏レイソルに加入したが、出場機会がないまま契約満了となり、2016年にJ3のAC長野パルセイロに加入した。新天地で開幕レギュラーに選ばれると、リーグ戦15試合に出場し、翌2017シーズンにJ1のジュビロ磐田に“飛び級”している。

 しかし、J1クラブでゴールを守るのは大変で、2018年にはデビューの機会があったものの、2019シーズンまでの3シーズンでリーグ戦の出場はわずか2回だった。J2に降格した2020シーズンも出番がなく、タフな時期が続いた。

 転機となったのは2021シーズンで、序盤戦にチームの調子が上がらずにいると、ベテランGKの八田直樹にかわって三浦が起用されるようになった。このシーズンは37試合に出場して昇格に貢献すると、2022シーズンはレギュラーとしてJ1のピッチに立っている。

 三浦は身長が181cmでGKとしては小柄だが、足もとの技術やフィード能力の高さは武器で、GKにもビルドアップの力が求められている現代のサッカーに必要なものを持っていた。今季は負傷を抱えていたのか、メンバーに入らない時期が長かったものの、7月20日の京都サンガF.C.戦でようやく今季初出場を飾っている。

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【了】

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