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【写真:Getty Images】
船出は黒星スタートも指揮官は満足?
アルネ・スロット新監督率いるリバプールは、現地時間19日に非公開でイングランド2部プレストン・ノースエンドとのプレシーズンマッチを行った。新体制で望んだ初めての試合だったが、この試合はリバプールが0-1で敗れている。米メディア『EURO SPORT』は、試合後の指揮官のコメントについて報じていた。
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ユルゲン・クロップ前監督が退任し、新しい監督としてチームの指揮をとることとなったアルネ・スロット新監督。新体制のもとで臨んだ重要な船出となる試合だったが、残念ながら0-1で敗れてしまっている。しかしまだプレシーズン初戦ということもあり、指揮官は問題視していないようだ。
「我々は試合を完全にコントロールし、シュートを1本しか許さなかった。シュートを1本しか許さなかったことを考えると、0-1で負けたのは少し不運だったと言えるだろう。前半は良いビルドアップの場面もあり、良いチャンスもいくつかあった。後半は、それほどチャンスを作れなかったと言える。チームには若い選手が多く、時には通常のポジションでプレーしなかったこともあった。最初の2週間で選手たちにこれ以上のことは望めない。私たちは本当に一生懸命に働き、アイデアを実行しようと努めた。私たちが持ち込んだのは新しいアイデアだけではない。ここですでに行われてきた多くのことは本当に良かった」
試合後に残した指揮官のコメントが示すように、敗北はしたものの手応え自体は悪くなかったようだ。同メディアは、「新監督は選手たちが自身の戦術に関する指示に反応するのを見て、おおむね満足していたようだ」と指摘しており、監督もコメントでこれまでクラブがクロップ元監督と共に培ってきたスタイルは変わらず機能しつつ、新しい試みにも挑戦していることを示唆していた。
スロット監督は、「最も重要なことは、全員が試合前に体調を整え、試合中も体調を保っていたことだ」と述べた上で、「練習や試合ごとに、取り組むべき新たなアイデアが生まれる。昨年多くの時間をプレーした我々の選手たちはコンディションを保ち、今日と過去2週間でいいプレーを見せてくれた。これは我々の米国ツアーに持ち込むべきことだ」と、これから控えているアメリカツアーでの抱負を語っている。
リバプールの今後の予定は、アメリカでレアル・ベティス、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドと対戦し、8月11日にはアンフィールドに戻りセビージャと対戦する予定だ。
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