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【写真:Getty Images】
移籍戦略はどうなっている?
アルネ・スロット新監督を迎えて初めての移籍市場に突入したリバプール。しかし現状選手獲得に向けての動きはほとんどなく、放出に関しても進んでいない状況だ。リバプール専門メディア『ANFIELD INDEX』は現地時間20日に、今夏の移籍市場におけるクラブの動きについて報じていた。
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記事では、「リバプールの移籍市場の沈黙は賢い戦略なのか、それともチャンスを逃しただけなのか」と題して、「移籍市場はレッズにとって異例の静けさを保っている。プレミアリーグの開幕まであとわずか4週間となった今、ファンもアナリストも移籍市場でのクラブの動きのなさについて推測している。新監督のスロットが注力しているのは依然として戦術的な準備だけだ」と、移籍市場で動きのなさすぎるクラブの様子について言及している。
また獲得が噂されているオライリーについては、「新規契約に関しては細心の注意を払い、徹底しているという評判を得ている」と述べた上で、「しかし、オライリーがリバプールのどこにフィットするのか分からない。ソボスライ・ドミニクのレベルではないし、アレクシス・マック・アリスターのレベルでもない。オライリーのような選手と契約したら、ファンとしては非常に心配すべきだと思う」と、新戦力として本当に獲得すべき選手なのか疑問を呈していた。
一方で他にも獲得候補として言及されていたのが、アタランタ所属のエデルソンとレアル・ソシエダ所属の久保建英だ。特に日本代表選手については、「スピードがあり、技術的に優れた右ウイングで、間違いなくチームに何か違うものを与えてくれるだろう」と、リバプールにとって良い獲得になると絶賛。
そして、「戦略的な沈黙か、それとも機会を逃し続けているのか」と言葉を繰り返し、「経営陣は量より質を優先してきたことを忘れてはならない。彼らの慎重な姿勢はいらだたしいように思えるかもしれないが、それはチームの調和を保ち、不必要なリスクを避けるという決意に根ざしている。クラブがパニックバイを避け、新規契約に慎重な姿勢を維持していることは安心できるだろう。結論として、リバプールの慎重なアプローチは理解できる。しかし、ファンはシーズン開幕前にチームを強化する決定的な動きを期待しており、適切な選手の獲得は競争力を維持する上で大きな違いを生む可能性がある」と、現状の慎重なアプローチは評価しつつも、クラブにマッチする適切な選手の獲得は今夏避けられないと強調していた。
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