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【写真:Getty Images】
スパーズが古橋獲得か?
プレミアリーグのトッテナムが、スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属するサッカー日本代表FW古橋亨梧の獲得を検討しているようだ。英メディア『TBR』は現地時間20日に、ロンドンの名門クラブが古橋獲得に動く理由と獲得可能性について報じている。
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同メディアは、「トッテナムの移籍戦略は近年少しづつ変化している」と前置きした上で、「タンギ・エンドンベレ、ジョバニ・ロチェルソ、ダビンソン・サンチェスといった選手は、他リーグから巨額の移籍金で移籍したにもかかわらず、期待に応えられていない。しかし、スパーズは今や、実績があり信頼できる選手たちと契約するという戦略に移行しているようだ」と、同クラブの移籍戦略について言及。
その上で、「ブレナン・ジョンソン、リシャルリソン、ジェームズ・マディソン、イヴ・ビスマといったプレミアリーグで実績のある選手のように、トッテナムは信頼できるとわかっている選手を獲得しようとしている」と繰り返し、「アンジ・ポステコグルー監督はセルティックの選手をよく知っており信頼できるとわかっている。そのため、最終的にセルティックから数人の選手を獲得することになるだろう」と、指揮官が数々の栄光を手にしたよく知る古巣から信頼できる選手を獲得する可能性が高いと指摘していた。
そして「獲得の機が熟している傑出した2人の選手がいる」と前置きした上で名前をあげていたのが、MFマット・オライリーと日本代表の古橋亨梧だ。前者はリバプールからの関心も伝えられており、今夏に動向が注目されている選手の1人である。一方の古橋については、昨季リーグ戦38試合に出場して14ゴール5アシストをマーク。同クラブのリーグ優勝に大きく貢献しており、過去にも指揮官との関係からトッテナム移籍の噂が持ち上がっていた。
また、昨季はリシャルリソンの度重なる怪我でCFのポジションが常にチームの問題となっており、ソン・フンミンやデヤン・クルゼフスキといった本職でない選手をストライカーとして起用する試合もあった。ブラジル代表選手と同じレベルで活躍できるストライカーの補強は、今夏の移籍市場においてトッテナムの課題となっている。
同メディアはこのようなストライカー事情も考慮して、「実績があり信頼できる選手と契約することを好んでいることを考えると、古巣のクラブの扉をノックしても驚くことではないだろう」と、古橋獲得に動く可能性は高いことを強調していた。
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