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Jリーグ 4か月前

浦和レッズには明らかに欠けているものがある。「不甲斐ないの一言です」下位に3戦勝利ゼロ、工夫も裏目に【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Getty Images

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 明治安田J1リーグ第24節、浦和レッズ対北海道コンサドーレ札幌戦が21日に埼玉スタジアム2002で行われ、浦和が3-4で敗れた。終盤に追い上げを見せたが、大量失点が重くのしかかった。下位相手に1分2敗で中断期間に突入する浦和に、何が欠けているのだろうか。(取材・文:石田達也)


「使ってもらえるのはありがたい」関根貴大の意気込み

北海道コンサドーレ札幌に敗れた浦和レッズ
【写真:Getty Images】

 負傷で戦列を離れていた関根貴大や大久保智明、松尾佑介、小泉佳穂が実戦復帰し、新加入として二田理央と本間至恩がチームに加わったことはプラス材料だが、直近の試合では降格圏内の湘南ベルマーレに敗戦(2-3)し、京都サンガには(0-0)と勝てず、最下位に沈む今節の北海道コンサドーレ札幌戦は何としても取りこぼしだけは絶対に避けたい試合だった。

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 浦和は[4-2-3-1]の布陣で、1トップには松尾が構え、パリ五輪のメンバーに招集された大畑歩夢に代わり左サイドバックには関根貴大が入った。酒井宏樹が退団し、宇賀神友弥は負傷離脱。サイドバックが人員不足のなか、関根は「使ってもらえるのはありがたいので、その期待に応えたい」と強い覚悟で臨んだ。

 今シーズンの関根は開幕から左右のウイングとして4試合に先発出場したが3月下旬に負傷。6月の名古屋グランパス戦で復帰するも途中交代し、直近の2試合はベンチ外だった。前節の京都戦では右サイドバックでプレーし潜在能力の高さを見せていた。

 また札幌のペトロヴィッチ監督は浦和で指揮(2012~17)を執っていた時の恩師でもある。

「ミシャの前で変なプレーはできませんし、色々なポジションをやっていますが、そこで自分の良さが出せるようにプレーしたい」

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