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【写真:Getty Images】
北海道コンサドーレ札幌が浦和レッズに粘り勝ち
2024明治安田J1リーグ第24節の9試合が20日に各地で開催された。今日の試合が終わった段階で、FC町田ゼルビアが横浜F・マリノスに敗れたものの、変わらず首位をキープ。鹿島アントラーズはFC東京に競り勝ち、暫定3位に浮上した。単独最下位の北海道コンサドーレ札幌は浦和レッズに勝利し、勝ち点「3」を獲得している。
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18時開始の町田対マリノスは、アウェイチームが白星を挙げている。30分、エウベルが左サイドからカットインし、バイタルエリアからシュートを放つ。これが町田のDFに当たり、PKの判定へ。このチャンスをアンデルソン・ロペスが落ち着いて決め、マリノスに先制点をもたらす。前半のうちにマリノスは追加点を挙げ、後半には1点を返されたが、僅差で逃げ切った。前節の鹿島戦に続き、チームは連勝を飾っている。
同じく18時キックオフの鹿島対FC東京は、ホームチームの勝利に終わっている。30分、柴崎岳の縦パスを起点とする波状攻撃がFC東京のゴールを襲い、最後は名古新太郎がこぼれ球を押し込んだ。前半のうちにFC東京に追いつかれるが、後半開始直後に濃野公人がニアの隙間を射抜く強烈なシュートを放った。これがゴール右隅に突き刺さり、鹿島が再びリードを奪い、そのまま試合は終了。前節マリノス戦の大敗から立ち直った。
19時開始のヴィッセル神戸対名古屋グランパスは、点の取り合いで痛み分けとなった。22分、相手DFのトラップミスに反応した名古屋のFWパトリックがダイレクトでボールを蹴り込み、ネットを揺らした。神戸は前半のうちに同点に追いつくが、54分に名古屋が再度突き放す。左のコーナーキックから森島司がクロスを送ると、バイタルエリアで待っていた稲垣祥が左足であわせ、ファインゴールを決めた。そこから90分以降に計3ゴールが生まれる展開となったゲームは、最終的に稲垣のPKによって3-3のドロー決着に終わった。
同時刻に始まった浦和対札幌は、最下位チームが貴重な勝ち点「3」を積み上げている。雷雨の影響で途中遅延が発生したが、無事に終了のホイッスルを迎えられた。コーナーキックから先制した札幌は、怒涛のゴールショーを展開。今季ここまで18試合に出場しながらゴールがなかったFW鈴木武蔵にもついに得点が生まれ、札幌は60分までに4点を挙げた。しかしここから浦和は猛追を見せ、76分から90分まで、立て続けに3点を奪い、アディショナルタイムを迎える前に1点差に迫る。浦和の反撃を札幌はどうにか凌ぎ切り、リーグ戦では5月15日ジュビロ磐田戦以来の勝ち点「3」を獲得した。
20日に行われた試合の結果は以下の通りだ。
FC町田ゼルビア 1-2 横浜F・マリノス
鹿島アントラーズ 2-1 FC東京
ガンバ大阪 0-1 湘南ベルマーレ
ジュビロ磐田 1-2 京都サンガF.C.
浦和レッズ 3-4 北海道コンサドーレ札幌
セレッソ大阪 1-2 アルビレックス新潟
アビスパ福岡 0-1 東京ヴェルディ
柏レイソル 2-3 川崎フロンターレ
ヴィッセル神戸 3-3 名古屋グランパス
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