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【写真：Getty Images】

ガブリエル・シャビエルはJリーグ通算138試合出場

　明治安田生命J2リーグのファジアーノ岡山に所属するブラジル人MFガブリエル・シャビエルが、クラブと選手の双方合意の上、7月20日付で契約解除に至った。クラブが同日に発表したところによると、ガブリエル・シャビエルの「家庭の事情」が理由だという。

　同選手はブラジルの名門サンパウロFCの下部組織でキャリアをスタートさせ、2017年7月に当時J2を戦っていた名古屋グランパスに期限付き移籍で加入。16試合で7ゴール15アシストという驚異的な結果を残し、移籍期間の延長が決定した。名古屋がJ1に昇格を果たした2018年も同クラブでプレーし、カテゴリーが変わっても29試合6ゴール8アシストと活躍した。

　以降は北海道コンサドーレ札幌、今季からは岡山へ活躍の場を移し、日本国内でも3クラブを渡り歩いた。今シーズンの出場は6試合にとどまっており、なかなか出番に恵まれなかった。以下は、今回の契約解除にあたって選手から寄せられたコメントである。

「このたび、私の家族の問題で、人生における非常に重大な決断をさせていただきました。この決断を受け入れてくれたクラブに感謝いたします。また、半年余りとなってしまいましたが、この期間中に岡山でお世話になった全ての方々にも感謝申し上げます」

「特に、ファン・サポーターの皆さまはいつも私を応援してくださり、本当にありがとうございました。怪我で2度、チームから離脱してしまい試合出場が思うようにいかない時も、皆さまの温かい支えが励みになりました。ブラジルからファジアーノ岡山がJ1昇格という目標を達成することを心より応援しています」

　なお、ガブリエル シャビエルは21日に政田サッカー場で行われる練習終了後、サポーターに向け、ファンサービスゾーンにて挨拶を行うという。また、同日コンベックス岡山で実施する2024 FAGIANO　FUN!FAN!DAY（ファン感謝デー）の冒頭でも挨拶を実施し、そのあとにクラブを離れるようだ。