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プレミアリーグ復帰はなしか？

　サウジアラビア1部のアル・イテハドに所属するサッカーフランス代表MFエンゴロ・カンテのプレミアリーグ・ウェストハムへの移籍は破談となったようだ。所属先のアル・イテハドがウェストハムから届いたオファーを拒否したと英メディア『The Athletic』が現地時間19日に報じている。

　チェルシーに所属していたカンテは2023年6月にアル・イテハドに加入。近年の中東の積極補強の中でも、注目を集めた移籍となった。同チームに加入後、サウジアラビアでもその実力を発揮し、今季は公式戦44試合に出場4得点6アシストを記録。しばらく代表から遠ざかっていたが、EURO2024に臨むフランス代表に選出され、2年ぶりの代表復帰となった。

　EUROでは準決勝までの全6試合に出場し、33歳となった今でも衰えを見せなかったカンテにはプレミアリーグへの復帰が噂されていた。同メディアによると、ウェストハムはアル・イテハンド側にカンテの獲得へ2000万ユーロ（約32億円）のオファーを提示したという。

　だが、アル・イテハンド側はカンテの移籍金に見合わないとし、このオファーを拒否したという。果たして、カンテはこのままサウジアラビアに残留となるのだろうか。

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