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史上最高額は誰だ!? 日本人サッカー選手、歴代移籍金ランキング21〜30位。久保建英や冨安健洋も

シリーズ:歴代移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

22位:久保建英(くぼ・たけふさ)

久保建英
【写真:Getty Images】


生年月日:2001年6月4日
移籍先:レアル・マドリード(スペイン)→レアル・ソシエダ(スペイン)
移籍日:2022年7月19日
移籍金:650万ユーロ(約10.4億円)

  日本の宝、久保建英の移籍金650万ユーロ(約10.4億円)が22位にランクインした。この金額はレアル・マドリードからレアル・ソシエダへ移籍した際にかかったものである。

 FCバルセロナの育成組織(カンテラ)出身の久保がバルセロナの宿敵レアル・マドリードに移籍をすることになったのは18歳のこと。当時のレアル・マドリードにはキャプテンを務めるセルヒオ・ラモスをはじめ、カゼミーロ、トニ・クロース、ルカ・モドリッチによる中盤3銃士がまだまだ健在のころで、前線ではカリム・ベンゼマがエースに君臨していた。

 レアル・マドリードにおいて久保の居場所はなく、1シーズンごとに期限付き移籍でチームを転々とすることになったが、移籍先となったRCDマジョルカ、ヘタフェCFはいずれも残留争いに沈むチーム状況もあり、久保の特徴が活きることはなく、唯一ポゼッション思考のチームだったビジャレアルCFでは、信頼を勝ち取ることができなかった。

 そんな久保の転機は2022/23シーズンのレアル・ソシエダへの完全移籍だろう。攻撃的なポゼッションスタイルのラ・レアルと久保の相性は抜群で、1年目はリーグ戦35試合に出場し9ゴール、2年目も30試合で7ゴールの活躍を見せ、4−3−3の右ウイングで絶対的な地位を築いている。

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