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史上最高額は誰だ!? 日本人サッカー選手、歴代移籍金ランキング21〜30位。久保建英や冨安健洋も

シリーズ:歴代移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

25位:小野伸二(おの・しんじ)

小野 伸二
【写真:Getty Images】


生年月日:1979年9月27日
移籍先:浦和レッズ(日本)→フェイエノールト(オランダ)
移籍日:2001年7月1日
移籍金:550万ユーロ(約8.8億円)

 昨年現役を引退した小野伸二の移籍によって発生した550万ユーロ(約8.8億円)の金額がランキング25位に入った。浦和レッズからフェイエノールトに移籍したのは小野が21歳のときである。

 静岡県の清水商業高等学校から浦和レッズに加入した小野は、18歳ながら卓越したプレーを見せていた。プロ1年目ではリーグ戦27試合に出場し9ゴールの活躍を見せている。日本代表の岡田武史監督は同年のFIFAワールドカップフランス大会に小野を抜擢し、日本代表史上最年少でワールドカップの試合に出場した。

 そんな小野が海外挑戦として選んだ先はオランダ・エールディヴィジのフェイエノールトだった。当時リーグ優勝9回を誇る名門は、小野が加入したそのシーズンにUEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)のタイトルを獲得しており、欧州の中でもビッククラブのひとつである。

 4年半に及んだオランダでのサッカーキャリアでリーグ優勝を果たすことはできなかったが、2002/03シーズンと2004/05シーズンにはそれぞれ7ゴールをあげる活躍を見せ、また、小野らしいループシュートや芸術的なアシストでフェイエノールトのサポーターを魅了した。

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