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史上最高額は誰だ!? 日本人サッカー選手、歴代移籍金ランキング21〜30位。久保建英や冨安健洋も

シリーズ:歴代移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

27位:清武弘嗣(きよたけ・ひろし)

清武弘嗣
【写真:Getty Images】


生年月日:1989年11月12日
移籍先:セビージャFC(スペイン)→セレッソ大阪(日本)
移籍日:2017年2月1日
移籍金:510万ユーロ(約8.2億円)

 海外挑戦を終えて、古巣のセレッソ大阪に戻る際にかかった移籍金510万ユーロ(約8.2億円)がランキングの27位に入った。

 数々のタレントを発掘してきた当時のセビージャFCのスポーツダイレクター・モンチの目に留まり、清武弘嗣がセビージャに加入したのは2016/17シーズン。UEFAヨーロッパリーグの3連覇という驚異的な功績を収めたウナイ・エメリからホルヘ・サンパオリに監督が変わるということもあり、大幅なメンバーの入れ替わりが行われた年である。

 コパ・アメリカ2015でチリ代表を優勝に導くなど、十分な実績を持つサンパオリは超攻撃的サッカーを思考することでも有名な監督だ。中盤から前線には足元の技術に優れた選手を並べ、ディフェンスラインの選手のオーバーラップにも躊躇がない。そんなセビージャで迎えたリーグ開幕戦では、創造性豊かなパスワークを展開し、清武自身も1ゴール1アシストの活躍を見せる。しかし、直後に加入したサミル・ナスリにポジションを奪われる形で出場機会を失い、半年間の在籍でわずか4試合のみの出場に終わった。

 Jリーグのクラブへの移籍金としては510万ユーロ(約8.2億円)は高額な金額だが、当時のセレッソ大阪の状況を考えると清武の復帰は願ってもない補強だったのかもしれない。清武が加わった2017年は戦いの舞台をJ2からJ1に移したタイミングであり、昇格年ながらもJリーグYBCルヴァンカップと天皇杯のカップ戦2冠を達成している。

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