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史上最高額は誰だ!? 日本人サッカー選手、歴代移籍金ランキング21〜30位。久保建英や冨安健洋も

シリーズ:歴代移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

29位:大迫勇也(おおさこ・ゆうや)

大迫勇也
【写真:Getty Images】


生年月日:1990年5月18日
移籍先:1.FCケルン(ドイツ)→ヴェルダー・ブレーメン(ドイツ)
移籍日:2018年7月1日
移籍金:450万ユーロ(約7.2億円)

 今ではヴィッセル神戸で「半端ない」活躍を見せている大迫勇也が記録した450万ユーロ(約7.2億円)の移籍金が29位に入った。2018/19シーズンの初めに、それまで4シーズン過ごしていた1.FCケルン(ドイツ)からヴェルダー・ブレーメン(ドイツ)に移籍した際に発生した金額である。

 鹿島アントラーズを経て加入したブンデスリーガ2部のTSV1860ミュンヘンでは、シーズン後半戦全試合に出場し6ゴール3アシストという成績を残した。チームは1部に昇格することができなかったが、大迫は同シーズンに1部昇格を決めた1.FCケルンに200万ユーロ(約3.2億円)の金額で移籍することになり、TSV1860ミュンヘンでの生活はわずか半年で終わった。

 ケルンで過ごした4年間のハイライトは2016/17シーズン。現在はエジプトリーグのアル・アハリに所属するアントニー・モデストと大迫の2トップは強力で、2人でチームの総得点の半分以上の得点をあげる活躍を見せ、チームを25年ぶりのUEFAヨーロッパリーグ出場に導いた。大迫にとってはこれが初の欧州カップ戦出場となった。

 だが、リーグ戦と欧州カップ戦の両立は難しく、また、モデストが抜けたことも影響し、翌シーズンには2部へ降格。それに伴い、450万ユーロ(約7.2億円)の移籍金で1部のヴェルダー・ブレーメンへ移籍することになった大迫は、2019/20シーズンにはブンデスリーガでのキャリアハイとなる8ゴールを記録した。

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