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【写真:Getty Images】
佐野の影響はチームにも…
ドイツメディア『MAIN-SPITAZE』は現地時間19日に、性的暴行の容疑で逮捕されたサッカー日本代表MF佐野海舟の移籍先である1.FSVマインツ05のボー・ヘンリクセン監督のコメントを報じている。佐野は21日からチームに合流して練習を開始し、新シーズンに向けての準備を始める予定だった。
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佐野の移籍先だったマインツは、SVアイントラハト・トリーアと新シーズンに向けてのプレシーズンマッチを行った。試合はマインツが0-3で敗れている。
この試合終了後に、マインツを率いるヘンリクセン監督が今回の佐野に関する事件について、「彼が明日マインツに来ることを願っている」と前置きした上で、次のようなコメントを残していた。
「おそらくそれは正常なことだ。クラブの全員がそれを望んでいるが、現実的ではないだろう。しかし、今後何が起きるか(事態を)静観する必要がある。まだ何もわからない」
また、「私たちに変えられないことについて心配する必要はない」と述べた上で、「私たちにできることは何もない。重要なことは、私たちが自分たちの仕事をすることだ。そして選手たちが自分の仕事をして、ベストを尽くしていることは分かっている」と、言葉を続けていた。
このコメントを受けて同メディアは、「ヘンリクセン監督が選手たちを守る」と題して、「重大な敗北の原因をマインツの新人選手をめぐる報道のせいにはしなかった」と、日本代表選手の事件がチームに少なからず動揺を与えたことは間違いないものお、それに不満を示さず選手を守るる姿勢をみせた指揮官に称賛のコメントを送っている。
そして、「佐野は日本の1部リーグ鹿島アントラーズから250万ユーロ(約4億円)で獲得された。(ベンフィカに移籍した)レアンドロ・バレイロの後を継ぐべき選手であったが、おそらくそれは期待できないことが確実となっている」と、佐野が本来であれば重要な役割をチームで担うはずだったことを強調していた。
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