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リバプール、今季も開幕後に補強か?
リバプールに所属する日本代表MF遠藤航は昨夏、シーズン開幕後に加入しながらも驚くほどの成功を果たした。しかし、いつもドタバタでの補強が成功するとは限らない。英紙『リバプール・エコー』は、昨季以上に補強が遅くなる可能性があると危機感を募らせている。
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リバプールは昨夏、ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドの獲得に失敗した後、急遽シュトゥットガルトから1600万ポンドで遠藤を獲得した。シーズン開幕後の加入だったため出遅れたが、フラム戦でゴールを決めた後にフル出場を果たす試合が増加。マンチェスター・シティ戦ではマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されている。結果的に補強が成功したとも言えるため、リバプールが非難の嵐にさらされることはなかったが、開幕後に多くの選手を補強するという事態は過去に何度も起きていた。
2022/23シーズンの夏の移籍市場では、9月1日にユベントスからレンタルでブラジル代表MFアルトゥールを獲得するも、怪我で長期離脱するなどして出場機会は少なかった。2020年9月18日にスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ、2017年8月31日にイングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンを補強するなど、以前から開幕後に補強することが多い。遠藤については「彼は最初のシーズンを驚くほど成功させた。不安定なスタートの後、12月になってようやく懐疑論者を説得し始めた」と、数少ない成功例として挙げている。
現時点で、今夏の移籍市場では他クラブから補強した選手は未だにゼロ(トップチーム昇格やレンタル復帰を除く)。同紙はタイトルに「リバプールは、以前と同じような酷い失敗に終わった移籍シナリオに直面せざるを得なくなるかもしれない」とつけ、「プレミアリーグの新シーズンまであと1ヶ月となった今、リバプールは開幕後に補強が完了するという状況に近づいている。明らかに理想的なことではない。過去の記録では、落ち着くのに時間がかかった選手が散見される。歴史が繰り返されるのであれば、リバプールは再び忍耐強くなる必要があるだろう」との見解を示している。
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