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史上最高額は誰だ!? 日本人サッカー選手、歴代移籍金ランキング11〜20位。鈴木彩艶、菅原由勢もランクイン!

シリーズ:歴代移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

15位:南野拓実(みなみの・たくみ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年1月16日
移籍先:ザルツブルク(オーストリア)→リバプール(イングランド)
移籍日:2020年1月1日
移籍金:850万ユーロ(約13.6億円)

 日本人選手の歴代移籍金ランキング15位は、南野拓実だ。2020年1月にオーストリアのザルツブルクからイングランドのリバプールへ加入したときの移籍金が850万ユーロ(約13.6億円)となっている。

 南野は、2015年夏にセレッソ大阪を離れてザルツブルクに加入した。加入1年目からリーグ戦で10得点4アシストを記録する活躍で着々と価値を高めていくと、将来に大きな影響を与えたとされるのは、2019/20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)だった。10月のリバプール戦でチームは3−4で敗れたものの、南野は1得点1アシストを記録する大活躍を見せ、冬の移籍市場でリバプールに引き抜かれている。

 リバプールでは、モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノといった世界トップクラスのFWがいたため、南野は定位置確保に苦しみ、レンタルでチームを離れる時期もあった。それでも、2021/22シーズンはプレミアリーグでの3得点のほかに、国内カップ戦のみで7得点を挙げてタイトル獲得に貢献している。

 南野は、世界的な名門リバプールで主力になることはできなかったとしても、ユルゲン・クロップ監督に信頼され、移籍金に見合う働きをしたと言えるだろう。

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