16位:上田綺世(うえだ・あやせ)
生年月日:1998年8月28日
移籍先:サークル・ブルッヘ(ベルギー)→フェイエノールト(オランダ)
移籍日:2023年8月3日
移籍金:800万ユーロ(約12.8億円)
上田綺世は、2023年夏にベルギーのサークル・ブルッヘからオランダのフェイエノールトに加入したときの移籍金が800万ユーロ(約12.8億円)で、日本人選手として歴代16位の金額となっている。
上田は2022年夏に鹿島アントラーズからセルクル・ブルッヘに移籍した。そのときの移籍金が130万ユーロ(約2.08億円)だった。ヨーロッパ1年目でリーグ戦40試合に出場して22得点2アシストと見事な成績を残して評価を高め、2023年夏にオランダの名門に引き抜かれている。
フェイエノールトにとっても800万ユーロという移籍金は決して安いものではなく、クラブ史上2位となる高額移籍金だった。ただ、ここまでは金額ほどの活躍はできていないと言わざるを得ないだろう。メキシコ代表のサンティアゴ・ヒメネスがゴールを量産しているため、なかなか出番がない現状だ。
それでも上田は途中出場などでコンスタントに起用されており、2023/24シーズンのリーグ戦終盤4試合に先発出場して3得点2アシストと結果を残してシーズンを終えている。
ヒメネスはイタリアの名門、ACミランなどからの関心が以前から報じられており、遅かれ早かれフェイエノールトから離れることになる見込み。上田は、エースが去ったあとでその穴を埋める活躍を期待されているはずだ。