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クラブ大崩壊…。Jリーグ、歴代ガッカリ外国人監督6人。期待に応えられず日本を後にした男たち

シリーズ:歴代ガッカリ外国人監督 text by 編集部 photo by Getty Images

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今月、横浜F・マリノスがハリー・キューウェル監督との契約解除を発表したことが話題となった。彼だけでなく、これまでJリーグでは期待されながらも目立った結果を残せなかった外国人監督が多数存在している。今回は、Jリーグでガッカリな結果に終わった主な外国人監督を6人紹介する。


グラハム・アーノルド(ベガルタ仙台/オーストラリア)

Graham  Arnold
【写真:Getty Images】

生年月日:1963年8月3日
在籍期間:2014年2月~同4月

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 グラハム・アーノルド氏が就任する数シーズン前まで、ベガルタ仙台はクラブ史に残る躍進を遂げていた。東日本大震災が発生した2011シーズンはJ1リーグ4位、翌2012シーズンは2位にまで順位を上げ、被災地に希望の光をもたらした。

 だが、2013シーズンのリーグ戦を13位で終えると、2014年は波乱の幕開けとなった。チームは2013年11月に就任が発表されたアーノルド氏の下で再出発をはかったものの、リーグ戦6試合で2分4敗、ナビスコカップを含めた公式戦8試合でも3分5敗と大苦戦。4月には、アーノルド氏が1勝も挙げられないまま退任する事態に陥った。

 2006年から2007年にかけてはオーストラリア代表を指揮していたアーノルド氏。初のオーストラリア国外のクラブチーム指揮となった仙台で、自身のキャリアに大きな傷をつけてしまった。仙台ファンからしても、再浮上を狙うシーズンを託した指揮官だっただけに失望も大きかったことだろう。

 なお、アーノルド氏は2018年3月、オーストラリア代表監督に約11年ぶりの復帰。2022 FIFAワールドカップ カタールでは同国代表をベスト16に導いている。

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