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【写真：Getty Images】

ヤマルの新背番号は？

　バルセロナは、来季からスペイン代表FWのラミン・ヤマルが新シーズンから背番号「19」を着用することを発表した。スペインメディア『MUNDDEPORTIVO』は現地時間17日に、ヤマルが今季から背負うことになる背番号はクラブの伝説的な選手であるリオネル・メッシに由来したものであると伝えている。

　バルセロナの神童ヤマルは、23年にトップデビューした際に背番号41を背負ってピッチに立った。その後背番号は27になり、昨季は同番号でプレーしていた。

　同メディアは、「彼がバルセロナの神話となっている10番の新たな所有者となる可能性があったので、24-25シーズンに着用する背番号について多くの期待が寄せられていた。しかし、残念ながら最終的にはそのようなことは起きなかった」と述べた上で、来季からユーロでも同選手が背負っていた縁起のいい番号でもある19番に決まったことを伝えている。

　ドイツメディア『one football』はヤマルの新しい背番号について、「リオネル・メッシの足跡をたどることを意味する」と前置きし、「アルゼンチンの象徴は06年に2番目の背番号として19番を選択した。ラミネ・ヤマルは18年後に同じことをしたのだ」と、同クラブの伝説的な選手と同じ背番号を割り振ったクラブの粋な計らいであることを強調していた。

　なお期待されていた10番にならなかった理由については、現在アンス・ ファティに割り当てられている。スペインメディア『MUNDDEPORTIVO』は、「10番はファティへの敬意から、彼を尊重したい思いもあったことを考慮する必要がある」と、ヤマルに10番が与えられなかった理由を説明していた。