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リッカルド・カラフィオーリ、移籍先はアーセナルのみ
ボローニャに所属する22歳のイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリはアーセナルと個人合意した。その後、チェルシーも同選手の争奪戦に参戦したが、同選手はチェルシーからの誘いを断り、アーセナルに移籍すること以外は考えていないようだ。英メディア『ペイン・イン・ザ・アーセナル』が報じている。
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カラフィオーリはセンターバックとして昨季公式戦37試合に出場し2得点5アシストを記録。ボローニャとの契約は2027年6月まで残っているが、アーセナルとカラフィオーリは年俸500万ユーロ(約8億円)の5年契約で、すでに個人合意している。選手本人は移籍に前向きだが、ボローニャとの交渉は行き詰まっていた。その要因の一つは、カラフィオーリの前所属クラブであるスイス1部バーゼルとボローニャが交わした契約内容にある。バーゼルは同選手が別のクラブへ移籍した場合に契約金の50%を受け取る権利を有しており、これが移籍の大きな障害となっていた。ボローニャはバーゼルと、その金額の削減を交渉しているが進展していない。それ故に、アーセナルとの交渉も滞っている。
そんな中、チェルシーもカラフィオーリの争奪戦に参戦し、様々な提案でボローニャを揺さぶっていた。しかし、カラフィオーリには、すでに心に決めている移籍先のクラブがあるようだ。移籍専門家のジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は「彼はアーセナルを望んでいる」と語り、アーセナル以外は移籍先として考えていないことを明かしている。その一報を受け、同メディアは「これはアーセナルのファンにとって朗報だ。結局のところ、アーセナルがチェルシーよりも大きな魅力を持っていることは、それほど驚くことではない。アーセナルはより優れたクラブであるだけでなく、今後の成長に向けてより有利な立場にある。チェルシーは、選手についてあまり調査もせずに、どんな選手でも契約するが、アーセナルが選手を正確に見極めれば、それは選手にとって褒め言葉となる」と報じた。
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