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サッカーU-23日本代表、先制するも追いつかれ…

　サッカーU-23日本代表は現地時間17日、パリ五輪（パリオリンピック）前最後のテストマッチでU-23フランス代表と対戦し、試合は1－1の引き分けに終わった。ティエリ・アンリ監督が率いるU-23フランス代表が勝てなかったことで、フランス紙『オンズ・モンディアル』は危機感を募らせている。

　アンリ監督はミカエル・オリーズやジャン＝フィリップ・マテタ、アレクサンドル・ラカゼットなどを先発起用。オーバーエイジ枠として33歳のラカゼットなど複数の経験豊富なベテラン選手を出場させている。先日の親善試合では、日本が初戦で対戦するU-23パラグアイ代表に4－1で勝利をおさめていた。25分には、ショートカウンターから藤田譲瑠チマが先制点を決める。しかし、47分にラカゼットが頭で落としたボールを受けたオリーズがドリブルで運び、左足でシュートを放って同点ゴールを決めた。その後はお互いに追加点はなく、1-1の引き分けに終わっている。

　試合内容では、U-23フランス代表が多くのチャンスを作り、U-23日本代表が再三ピンチを凌ぐという状況だった。しかし、同紙はタイトルに「フランスチームは日本戦で失速しており、2024年のオリンピックまでは安心できない！」と危機感を募らせている。U-23フランス代表はパリオリンピックのグループリーグで米国代表、ギニア代表、ニュージーランド代表と対戦する予定だ。