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【写真：Getty Images】

移籍先のドイツメディアも驚きを隠せず…

　ドイツメディア『Bild』など複数メディアが現地時間17日に、サッカー日本代表MF佐野海舟が性的暴行の容疑で逮捕された件について報じている。同選手は、3日にブンデスリーガ・1.FSVマインツ05への移籍が決まったことを発表していた。移籍を控えたこの時期の事件に、現地も驚きを隠せない様子だった。

　同メディアは、マインツの新加入選手・佐野海舟選手をめぐるスキャンダルとタイトルをつけて、佐野と他の2人の男が日曜日に日本の首都東京で逮捕された。理由は、ホテルで一緒に食事をした後、女性に対する性的暴行の容疑があったようだと報じている。

　さらに、「本当であれば、佐野は21日から新天地で練習を開始する予定だった。しかし、これはおそらく実現しそうにない」と、マインツの新加入の選手が起こした事件に衝撃を隠せない様子だった。

　また、ドイツメディア『Echo』も、14日に他の2人の男とともに東京で逮捕されたと前置きし、佐野と他の2人は女性への性的暴行の疑いで起訴されている、元鹿島アントラーズの選手の事件はホテルで一緒に食事をした後に起きた、と伝えていた。

　佐野海舟は19年から22年までFC町田ゼルビアでプレー。23年には鹿島アントラーズに移籍すると、レギュラーの座を掴みリーグ戦27試合に出場していた。24年にはAFCアジアカップカタール2023のメンバーにも選出。クラブや代表でのプレーが評価されて、今月3日にはドイツのマインツへ移籍することが発表されていた矢先の出来事だった。

　なお、現時点でこの件について、移籍が決まっていたマインツからの声明はまだ出されていない。