フットボールチャンネル

フォーカス 2か月前

もういらない…。“構想外”=ほぼクビ状態の名手10人。今夏の放出が確実な実力者たち

シリーズ:クビ状態の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:アルトゥール・メロ(元ブラジル代表)

元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ
【写真:Getty Images】


生年月日:1996年8月12日
所属:ユベントス(イタリア)
23/24リーグ成績:33試合2得点4アシスト(フィオレンティーナ)

 アルトゥール・メロはユベントスからリバプールへとローン移籍した2022/23シーズンに公式戦1試合出場に留まったことで“終わった選手“と位置付けられていた。

 再起を図った2023/24シーズンは同じセリエAのフィオレンティーナへとローン移籍。すると、前シーズンまで相次いで怪我をしていたのが嘘のようにフル稼働し、1シーズンでキャリア最多となるリーグ戦33試合に出場した。フィオレンティーナが保有していた買い取りオプションは行使されなかったが、復活を証明するには十分なシーズンだった。

 晴れてユベントスへと戻ってきたアルトゥールだが、チアゴ・モッタ新体制では構想外となっており、再び今夏に新天地を探すことになるだろう。プレミアリーグやセリエAのクラブが獲得に関心を示しているそうだ。

 アルトゥールのネックなポイントはスペ体質ということで、グレミオ時代から足首の負傷を繰り返している。これまでの経歴を踏まえると、フィオレンティーナでの稼働率の高さは出来過ぎとも言えるが、ヴィオラでのパフォーマンスはアルトゥール本人にとっても、彼をユベントスにとってもポジティブな内容だった。適切なオファーさえ届けば、すんなりと移籍が決まる可能性もあるだろう。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!