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もういらない…。“構想外”=ほぼクビ状態の名手10人。今夏の放出が確実な実力者たち

シリーズ:クビ状態の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ウェストン・マッケニー(アメリカ合衆国代表)

アメリカ合衆国代表MFウェストン・マッケニー
【写真:Getty Images】


生年月日:1998年8月28日
所属:ユベントス(イタリア)
23/24リーグ成績:34試合0得点7アシスト

 10代でシャルケのトップチームに定着したウェストン・マッケニーは、25歳にしてプロキャリア通算250試合以上に出場するなど順調なキャリアを歩んでいる。2023/24シーズンは右WBとして才能を開花させ、キャリア最高のシーズンを過ごしていた。

 しかし、チアゴ・モッタ新体制では構想外となっており、現行契約が2025年夏に満了になることから今夏にユベントスを退団することが決定的となっている。そんな中、マッケニーに移籍のチャンスが訪れた。ユベントスがアストン・ヴィラからブラジル代表MFドウグラス・ルイスを獲得するにあたって、サミュエル・イリング=ジュニオールとマッケニーが取引の一環としてスワップの候補に挙がったのだ。

 ところがマッケニーは自らがトレード要員になることを拒否。その後もユベントスに届いたフェネルバフチェからのオファーやインテル・マイアミからのオファーも拒否しており、チーム内に居場所がないのにも関わらず退団の姿勢を示していない。

 マッケニーは6月20日に公開された『The Athletic』の単独インタビューで、2023年夏にリーズ・ユナイテッドからのローン移籍から復帰をした際に自らのロッカーがなくなっていたことを明かすなど、クラブ批判とも取れる言動も目立っている。こうした背景を踏まえると、ユベントスとの関係はすで決裂しているようにも見え、本人も退団した方が幸せになると思われるが、現時点では移籍先が決まる気配がない。

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