12位:キリアン・シルディリア
【写真:Getty Images】
生年月日:2002年5月16日
所属クラブ:フライブルク(ドイツ)
市場価値:1500万ユーロ(約24億円)
23/24リーグ戦成績:27試合0ゴール1アシスト
市場価値ランキングで12位に入ったのがキリアン・シルディリアだ。堂安律も所属するドイツのフライブルクで活躍する22歳の市場価値は1500万ユーロ(約24億円)となっている。
シルディリアはFCメスのユースに在籍していた2020年に、出場機会を求めドイツのフライブルクへと移籍。1年目にセカンドチームで36試合に出場すると、その活躍が認められ21/22シーズンにはトップチーム初出場を記録した。以後右SBの主力へ成長し、直近2シーズンどちらもリーグ戦27試合に出場している。
セカンドチームの頃までCBのポジションを主戦場としていたこともあり、シルディリアは対人戦の強さに定評がある。186cmとSBとしては恵まれたフィジカルに加え俊敏性も兼ね備えており、守備型SBとしてU-23フランス代表で一定の地位を築いている。さらに、SBの経験がない中で、トップチーム昇格後適応していった順応性も魅力で、試合中の状況判断に優れている。
実は昨年末には市場価値が1800万ユーロ(約28.6億円)まで上昇していたが、終盤戦の退場処分による3試合の出場停止も響き300万ユーロ(約4.8億円)下落してしまった。パリ五輪は、名誉挽回を図るシルディリアにとって格好の舞台となるだろう。