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サッカーU-23日本代表と対戦! U-23フランス代表、市場価値ランキング11〜18位。未来のスター候補は?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

16位:アレクサンドル・ラカゼット

フランスのアレクサンドル・ラカゼット
【写真:Getty Images】

生年月日:1991年5月28日
所属クラブ:オリンピック・リヨン
市場価値:900万ユーロ(約14.4億円)
23/24リーグ戦成績:29試合19ゴール3アシスト

 アレクサンドル・ラカゼットは11/12シーズンにオリンピック・リヨンで頭角を現すと、13/14シーズンから4シーズン連続2桁得点を記録。16/17シーズンにはリーグ戦30試合28ゴールという驚異的な成績を残した。翌シーズンからアーセナルへ活躍の場を移してもその勢いは止まらず、通算206試合で71ゴールをマーク。22/23シーズンからは古巣リヨンへと復帰している。

 ラカゼットの最大の魅力はオフザボールの動き出しにある。抜群の嗅覚でゴール前にフリーでいることも多く、ワンタッチでゴールを量産する。自身が黒子となることもでき、スペースにラカゼットが走りこむことで新たなスペースを生み出す。ポストプレーも得意で簡単にはボールを失わないため、成長途中の選手たちを助け、その能力を最大限引き出すという意味でも、同選手がオーバーエイジ枠を使って招集された理由が分かるだろう。

 ラカゼットは今大会のキャプテンも務める。地元開催のオリンピックでの優勝はいわば至上命題だ。今シーズン19ゴールを記録した生粋の点取り屋にかかる期待、そして重圧はとても大きなものになっている。

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