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サッカーU-23日本代表と対戦! U-23フランス代表、市場価値ランキング1〜10位。1位はオリーズ!

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:ミカエル・オリーズ

ミカエル・オリーズ
【写真:Getty Images】


生年月日:2001年12月12日
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
市場価値:5500万ユーロ(約88億円)
23/24リーグ戦成績:19試合10得点6アシスト

 U-23フランス代表選手の市場価値ランキングで栄えある1位に輝いたのは、今年7月にバイエルン・ミュンヘンに完全移籍することが発表されたばかりのミカエル・オリーズだ。市場価値は5500万ユーロ(約88億円)となっている。

 オリーズの経歴書には下部組織時代から豪華な名前が並ぶ。2009年のアーセナC加入に始まり、チェルシー(2009年~2016年)、マンチェスター・シティ(2016年~2017年)とビッグクラブのユースチームを渡り歩くと、2017年7月に加入したレディングでの活躍により注目を集める。2019年3月にレディングでトップチームデビューを果たすと、2021年7月にはクリスタル・パレスとの契約を勝ち取り、誰もが憧れるイングランド・プレミアリーグの扉を開いた。

 スキルフルな左足で相手を翻弄する22歳MFは“持っている”男でもあるようだ。2021年10月に記録したプレミアリーグ初ゴールは、クリスタル・パレスにおける最年少プレミアリーグ得点記録保持者の称号を手にするゴールでもあった。

 レフティーであるオリーズが逆足の右WGである点も、相手に大きな脅威を与えている。高いボールキープ力があるため、対峙する守備者は迂闊に飛び込むことができない。自由を許せば正確なクロスやスルーパスを繰り出し、致命的なダメージを与えてくる。守る側からすれば実にやっかいな選手だ。

 今夏、オリーズの経歴書には新たにビッグクラブの名前が加わる。果たして、稀代の天才はバイエルンでどのようなキャリアを築いていくのか。2023/24シーズンにブンデスリーガ12連覇を逃したドイツの雄を救うような活躍を見せれば、市場価値はさらなる上昇曲線を描くかもしれない。

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【了】

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