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「オファーを出す価値は…」チェルシーがスペイン代表FW獲得に失敗した場合に備えて三笘薫をリストに?「彼に注目するのが賢明」

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イングランド・プレミアリーグ 最新ニュース

ゴールを決めた三笘薫
【写真:Getty Images】

チェルシーが三笘獲得に関心を示す理由

 プレミアリーグのチェルシーが、日本代表FW三笘薫の獲得に関心を示しているようだ。チェルシー専門メディア『The Chelsea Chronicle』は現地時間14日に、なぜチェルシーが三笘獲得に関心を示しているのかの理由と経緯について報じている。


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 昨季のチェルシーはウインガーの選手が軒並み不調であり、ノニ・マドゥエケがシーズン後半にようやく調子を取り戻すことができたものの、ラヒーム・スターリング、ミハイロ・ムドリクと3人合わせて18ゴールしか決めることができていなかった。また、リーグで2番目に多くビッグチャンスを逃しているというデータもあり、ウイングのポジションは補強の優先順位として依然として高い状況となっている。

 そんな中、記事ではスペイン代表としてユーロで大活躍し史上初の4度目の優勝を成し遂げる原動力となった、FWニコ・ウィリアムズがメインターゲットになっていると言及していた。移籍専門記者ファブリツィオ・ロマーノ氏も、「クラブは引き続き獲得に関心を示している」と伝えていたが、その一方で「22歳の選手と契約したいが、契約に必要なすべての費用を支払うことには消極的である」と、資金面から獲得を断念する可能性を強調している。

 そのためボルシア・ドルトムントに所属するカリム・アデイェミへの噂も持ち上がっている。しかし、同メディアはドルトムントの選手の交渉を進める前に、「オファーを出す価値はあるかもしれない」と前置きし、ブライトンに所属する三笘獲得に動くべきだと指摘。

 実際に、英紙『ガーディアン』などで記者を務める有名なベン・ジェイコブス氏も、「過去に三笘の名前が潜在的なターゲットとして浮上していた。明確な接触はなかったものの、内部で話し合いがあったのは事実だ」と、クラブのターゲットとしてリストにあがっていたことを伝えていた。

 また、日本代表FWについて過去に言及したブライトンに所属するジェームズ・ミルナーの、「彼はトップレベルだ。ディフェンダーの観察や反応の仕方、ドリブルの仕方。とても賢く、鋭い選手で、間違いなく我々にとって重要な選手だ」というコメントを引用した上で、「ウィリアムズが現実的な選択肢でないのであれば、彼に注目するのが賢明な選択だ」と、ユーロで活躍したスペイン人ウインガーの代替候補として三笘は申し分ない存在だと報じている。

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【了】

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