UEFAユーロ2024(EURO2024)最新ニュース
【写真:Getty Images】
惜しくも2大会連続決勝で敗れたイングランド…
UEFAユーロ2024(EURO2024)決勝戦・スペイン代表対イングランド代表の試合が現地時間14日に行われた。1ヶ月にわたって行われた欧州最高峰の戦いは、スペイン代表の優勝で幕を閉じている。英メディア『Football 365』は現地時間15日に、「悲惨な夜」と題して決勝に出場した選手の評価について報じていた。
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まず厳しい評価を下されていたのが、イングランド代表DFのカイル・ウォーカーだ。記事では、「スペイン代表の先制ゴールのシーンにおける彼のポジショニングには疑問符が付くだろう。ニコ・ウィリアムズは広大なスペースからボックスに侵入して、強烈なシュートを打てた」と、先制点を献上してしまったきっかけを作ったと指摘されていた。
また今大会全試合に出場したMFデクラン・ライスについては、「守備で良いプレーを見せ、シュートのチャンスを生むのにも貢献した」と評価しつつ、「ライスの弱点でもあるボール保持に関しては、彼にはまだまだ改善の余地があり、ファビアン・ルイスやロドリとの対戦で何かを学ぶことができるだろう。ユーロ2024でも期待の星として活躍したが、こうした試合を見るとまだまだ改善の余地があることを示している」と、大会を通じて期待通りのパフォーマンスを見せたが、まだ改善すべき点がいくつかあると強調していた。
先発出場した選手の中でも、特に厳しい言葉を贈られていたのがフィル・フォーデンとハリー・ケインだ。今季シティで大活躍したフォーデンについては、「プレミアリーグ年間最優秀選手としてはあまり良い印象ではない」と前置きした上で、「今夜は、左サイドではなく中央でこそ最高のパフォーマンスを発揮することを示す機会だった。時折危険な瞬間があったものの、ほとんどインパクトのないパフォーマンスがこの大会を要約している」と、大会を通じて調子が上がらず終わってしまったことを指摘している。
そして同国のエースストライカーについては、「ケインはまだ無冠だ」と題して、「どういうわけかトロフィーなしでシーズンを終え、30歳になっても素晴らしいキャリアを示すメダルをまだ獲得していない。サウスゲート監督は、試合開始から60分を過ぎたあたりで、ケインが驚くほど効果のないパフォーマンスを見せた後、勇敢かつ正しい判断を下し交代させた。そうなることは分かっていた」と言及し、またもやタイトルを獲得できずに終わった同選手の決勝戦におけるパフォーマンスに厳しい評価を下していた。
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