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フォーカス 2か月前

ダメダメ…。ユーロ2024で価値を落としたスター選手6人。大きな期待を寄せられるも、裏切ってしまった男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ロメル・ルカク(ベルギー代表)

ロメル・ルカク
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年5月13日(31歳)
所属クラブ:ASローマ(イタリア)
ユーロ成績:3試合0ゴール1アシスト

 勝利の女神はベルギー代表FWを見捨てたのだろうか。

 FWロメル・ルカクはユーロ2024で、悪い意味で注目される存在になってしまった。と言うのも、経験豊富なストライカーはVAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)によって3度もゴールが取り消されたのだ。

「ルカクの辞書からゴールという言葉は消えた」

 スペイン紙『マルカ』は、今大会のルカクのパフォーマンスをこのように表現している。データサイト『Sofa Score』によると、ルカクはグループリーグ第1戦のスロバキア代表戦で2つのゴール取り消しと3つの決定機逸、第2戦のルーマニア代表戦で1つのゴール取り消しと2度の決定機逸、第3戦のウクライナ代表戦では1つの決定機逸があったようだ。合わせて3ゴール取り消し、6つのビッグチャンスミスという不名誉なスタッツを記録した。

 さすがにその全てのチャンスでゴールネットを揺らすことは不可能に近い。が、このような数字がある中で3試合0ゴール1アシストという結果はさみしいものだと言わざるを得ないだろう。前述した『マルカ』の記事では、「彼はベルギーの将来にとって多くの重要な機会を無駄にした」と述べている。

 ベルギー代表のラウンド16敗退は、ルカクだけの責任ではないが同選手が1つでもゴールを決めていれば結果は変わったかもしれない。結果論にはなってしまうが、いきなり強豪フランスと当たることは避けられたはずだ。

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